中央積立基金（Central Provident Fund: CPF)

 

 

シンガポールの年金積立制度であるCPFは、シンガポール国民及び永住権保有者を対象としています。

シンガポール国内の雇用者は、その被雇用者のうちCPF対象者とともに掛け金を負担する義務を負います。

CPF Boardが監督官庁となり、掛け金の負担率の設定、徴収手続きを管理しています。

 

 

 

1. CFP Contribution（CPF掛け金）

 

2012年9月1日より、50歳超65歳以下の労働者に対するCPF掛け金の掛金率が変更になりました。退職後の生活基盤の安定を目的とした掛け金の増加ですが、永住権取得後1年及び2年目の対象者には適用されません。

 

SECTION　A　 （2012年9月1日以降）

 

＜民間人のケース＞

Table A1

対象者：

(a) シンガポール国民

(b) 永住権保有者で取得後3年目以降の者

(c) 永住権保有者で取得後2年目までの者で、雇用者とともに標準掛け金率を支払う者

 

注1）Ordinary wageの上限は、従来と同額の5,000ドル

注2）月額給与が1,500ドル以下の場合には、別途適用掛け金率あり（http://mycpf.cpf.gov.sg/NR/rdonlyres/BA213496-E895-4469-929C-3022315A08A9/0/SingaporeCitizen3rdyearSPR_PTENPENSep2012.pdf）

Table A２

シンガポール永住権保有者で、取得後2年目までの者

 

 

SECTION B

 

＜公務員等のケース＞

Table B1

対象者：

(a) シンガポール国民

(b) 永住権保有者で取得後3年目以降の者

(c) 永住権保有者で取得後2年目までの者

 

注）Ordinary wageの上限は、6666.67ドル。